人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2011年5月21日(土) 文平・幸喜送別会

参加者【敬称略】
文平、幸喜、菅沼夫妻、上田、上西陽子(上田彼女)、BB夫妻、出野、末原、梅原、野元、榊、中山、瀬戸、井上、アツシ、ジャスティンしんすけ、服部、ケースケ、啓太 、金子、KEN、こーじ、中村マサキ、チョイ、チョイ彼女(?)、ピーター、テリー、あい、美果、池田、ゆり(池田彼女)、さおり(アツシ夫人の教え子)、塚本(井上同僚)、森重夫妻、はだ

今夜は、ここ数年の功労者三木文平先生とNYAJに新たな息吹を吹き込んでくれた幸喜先生の送別会。会場はうどんWEST。

【幸喜という男】
シーズンオフを利用してアメリカに武者修行にやって来たトップリーガー。均整のとれた体格で、プレーは強さと柔らかさを兼ね備える。また、抜けてからトライまで乱れることの無いランニングフォームも素敵。3ヶ月間、毎週月曜日のタッチラグビー大会、火曜日のギネスナイトにも顔を出してくれ、チームを盛り上げてくれた。聞けば、米国での所属チームOld Blueでは一度も勝てず、とにかく最後に勝てて良かったとのこと。お粗末様でございました。日本での活躍を期待したい。本当に有難う。

【文平という男】
言わずと知れた当チームの顔。昨季は副将もつとめ、二年間、活躍。身長160cm前後と小柄ながらフッカー(フォワード)一筋15年。その風体から、さぞ器用な選手なのかと思いきや、パスもスローイングも苦手としている。というか出来ないのだと思う。二人でパス練習をしても、届かないものだから投げるに事欠いて蹴ってきやがる。受け手は右往左往させられ、いつの間にか違う練習となる。
放れないなら、最初からパス練習断ってもらってもいいですか??
とはいえ、試合中は、テケテケテケテケ駆けまわり、果ては相手をつまづかせる小石のようなタックルと、とにかく良く仕事をし、泥臭いプレーが印象的だった。
お国を背負う重要な立場として、米国に留学に来たようだが、月曜タッチラグビー、火曜Omsbとギネスナイト、水木金彼女とSkype、土曜ラグビーとうどんWest、日曜はマラソンといつ仕事しているのかわからない。
私も人に言えないのだが、常識が若干欠落しているのも彼の魅力。昨年のJapan cup。レセプションにて景品を紹介する際、“サンバイザー”を“ツバだけ帽子”と声高らかに宣言するこの少年を、「こいつに本当に日本を任せて良いのか。」と一同憂いたのは言うまでも無い。(確かにツバだけやけどもやな・・・・。)

さて宴、結構な人数が集まったが、店の設計上、横長にならざるを得ない。奥の別室では、菅沼会長、真美子さん(菅沼夫人)、上田さん、上西陽子さん(上田さん彼女)、BBさん、BB陽子さん、末原さん、モリシ(森重さん)、のんちゃん(森重夫人)中山晴さん、中村マサキさんあたりがまったり歓談中。おそらく前期最後となる15人制の試合を終え、それぞれの労をねぎらう。
会長は、中川アツシと何やら談笑していたようだが、何のことは無い。主夫からシェフへ転身を図るなどとヌカすアツシの野望を「あめぇ。」と一蹴した模様。
少々優しすぎる陸(おか)薩摩隼人のモリシは、部内のブログや備品の管理を行ってくれており、お疲れのためかトロンとしている。彼とは、お互いを師匠と呼び合い、仕事中、大喜利合戦をして高めあうほどのメルトモであるが、是非今度人生の相談にも乗って頂きたいものである。
一般部屋では、美果ちゃんやさおりちゃんも、多種多様なメンツと交流をはかり、楽しんでくれている様子。
店全体を見渡し、楽しそうだが、少し刺激が欲しい。ふと思う。「丸谷はん(KENさん)を出せ!!」
ふと気づく。いつも飲み会ではうっとりとされる梅原さんがうっとりとしていない。どうやら昼寝をされて気持ちよく飲み会に臨めたようだ。優しい語り口が印象的な人だ。今夜は、目は爛々と輝き、飲み会がバシっと締まる(なんのこっちゃ)!!
テリーは飲み会途中で気持ち悪いとトイレに駆け込むも、それを補うかのように皿うどんを2杯平らげ再度苦しむ。この娘、一体何がしたいのだ。この娘、“The 何やねん”!!
もはや常連となった韓国チームのピーター。彼を見る度、練習中、井上さんが素なのかボケなのか、「おい、ペーターよ。」と呼ぶ光景が思い出される。”アルプスの少女ハイジ”に登場するペーターと眼前にたたずむぽっちゃり兄やんとのギャップに苦しみ、笑いをこらえるのに必死となる。今日は珍しくチョイさん(番外編【チョイさんという男】ご参照のこと)とその彼女らしき女性も登場。トゲの無いにこやかな飲み会は続く。
だからKENさんを出さんか~い!!!
野元を見た瞬間、思い出し笑いが私の横隔膜を再び襲う。本日3試合目の前半だったか、ピリっとしないバックス陣に「おい、バックス!ミス多くない”かい”!!」と大声で一喝。何をとちくるったか、本来、問いかけなどに使われる優しいフレーズで、怒鳴ってしまう。明らかに言葉のチョイスミスであった。君は歌のお兄さんか!!
しかし、宴にて、日本語が得意でないジャスティンが、同様のミスで「それな~に?」的ニュアンスで言いたいところを、「あれは何なんだ!!!」と怒鳴ってしまった際、野元が一番ウケていたと聞く。お前が笑うんかい。
あれ、榊さん、どこいった?
しばし若い衆と盛り上がっていると、「それは違うよ波田。」と聞き覚えのある声が。おや、瀬戸さん!彼は私の斜め前に座っていたのだが、お得意の柄シャツが壁の木目と一体化していたため、冗談抜きで20分程、それが生き物だと気づかなかった。そんな彼も本日の3試合、文平のためか、二日酔いかレフリーへの文句を封印し、プレーに専心するという、当たり前の事なのだが、かすかな成長を見せた。ただ、2試合目と3試合目は同じレフリーだったのだが、試合間にその人物を呼び出し、ヤキ的なものを入れていたのを私を含め、数人の部員が目撃している。そして3試合目のジャッジは、明らかにウチよりとなった。なお、彼には、ミスジャッジをしたレフリーに対し、「出た~!!出たよ~!!」と指して笑うのだけはやめて頂きたい。
と、奥の別室に戻ってみると、(それこそ)出た~~~!自称KEN、丸谷一也はんがでんと腰掛けているではないか!!最終的に思う。「ホンマに出してどないすんねん!!」と。
相変わらずご本名の中にKENの字は見当たらないが、早くも管を巻いている。本日、レンタルで相手チーム、自軍にと奔走しまくってくれていたパパ中山さんが捕まっており、戸惑いを隠せない模様。顔が明らかに助けを求めている。中山さん、目をそらしてすみません。怖かった(面倒くさかった)んです。
井上さんが飲み会だというのに、あまりに淡々とした表情で飲まれているので、訳を聞くと、「KENちゃんって関西人から見てどうなのよ(冷)?」と。一同(中山さん、中村マサキさん、アツシ)あからさまに迷惑そうな顔をする。彼のリズムは無茶苦茶で、ベースはダジャレなのだが、とにかく連発するため、誰も気づかず、スベリさえしない。勝負の土俵にさえあがれないのだ。恐るべし、丸KENサンバ!!そして、ダジャレの後の決めゼリフ、「あ、ちゃうか?!」始末の悪い関西人、ストロングスタイルにも程がある。しまいには、「うん。ちゃうよ。」と言ってあげた。
本日、試合で大活躍の出野さんは意外とお喋り好き。フットワークも軽く、ヤンググループに臆することなく入り込み、すっかり馴染んでいる。ブラジル仕込みか、さすがである。
で、榊さ~ん!!!!
そのようなことで、時は過ぎ、15人制出場は最後となる文平、幸喜、服部さん、私にギネスのグラスが、また主役には、寄せ書きボールも贈呈された。先日、自然発生した文平のオ~シャンゼリゼダンスも披露され、無事お開き。外に出て恒例の胴上げ。そして記念撮影。駐車場の蛍光灯が逆光では?と私が進言するが早いか、突然、捜索中の榊さん登場。チャカッチャカッと構成を考え、チャカッチャカッと撮影完了。本職のキレを見せる。榊さん、貴方一体何しに来たんですか!!

二次会は有志で“りき”へ

しっぽり大人組とカラオケ大好きガキンチョ組に分かれる。なぜか私とアツシはガキンチョ組へ。
「いや、午前中、散髪長引いてな。」と試合に来れなかった理由を説明するアツシ(無笑)。
オハイオから試合の度にやってくる金子(カネケル)もご機嫌。「川の流れのように」「あの鐘を鳴らすのはあなた」等、いつものやつをしこたま聴かされる。今夜もカネケル跳ねテル。
負けじと続くのが、例の“神の右手”で一躍スターダムにのし上がったケースケ(岩崎)。歌は上手いが、私の興味は右手のみ。どんな水晶玉が取り出だされるか、しばし観察していたが、曲が始まるやいなや、あっさり黄金の右手にマイクを持ちかえ、左手はリズムをとり始めた。特にこだわり無いんかい。しかしアツシの目が怖い。学生時代からカラオケこそ女を酔わすと豪語している彼だけにケースケのこの曲を狙っているに違いない。というかまだモテたいのかお前は。
幸喜は幸喜で、得意技かなんか知らんが、舌をピロピロ動かして、女共をキャッキャ言わせている。そのアホすぎる光景を思い出し、冒頭で彼を持ち上げたことを悔いる。
啓太か誰かが、“バイオリン1000なにがし”という曲を唄った際、せきを切ったように、俳優の卵コージが喋り始める。「実はこの歌、“バイオリン1001”もあって云々。」とその違いを無駄に一生懸命語るのだが、何回聞いても、誰もその説明を理解できない。そもそも一同、興味が無い。本日大活躍だった池田君とゆりちゃんの顔がみるみる曇ってゆき、ただ“賢くない感じの子”という印象だけを残し、そのくだり、あえなく終了。いささか失礼ではあるが、彼は俳優の卵ではなく、卵の役なのではないかと思った。でもノープランで飛び込んだその勇気をたたえたいし、何しろとても可愛げがあっていい奴である。ナイスファイツ!!
ふと横を見る。と、またもやそこにはKE~~~N!!!!!(50歳)が当然のように・・・。ジャケッツの袖をまくり、肩パッドよろしくバブリーにイエモン(Yellow Monkeyというバンド)を熱唱しはじめる。意外に上手いのが鼻につく。ひとしきり唄って気分が良くなると娘自慢が始まった。「写真見したるわ~。」と頼んでもないのに意気込むも、スマートフォン使いこなせず、御蔵入り。憎めない人。決して天空から話すことは無く、ご自分のお子さんくらいの若手の突っ込みも全て受け入れる欲しがり屋さん。自分に優しく、人にも優しいといったところか。
お~っと、服部さん発見。田園調布のアスパラ王子、気は優しくてお金持ち(サトウのごはんでお茶漬け)、マンハッタンのトリハッちゃんも、最近ラグビーでは自分に苛立っていたようで、本日の試合では、何試合目かの前半終了間際に意地のトライを上げた。トライ自体は力強く素晴らしかったのだが、その自分に酔いしれ、試合中に号泣するのはやめて頂きたい。ナルシズム(ワタクシ事)甚だしい話である。
あいちゃんとは、よく不毛な会話で盛り上がる。先日も、“ヨックモック”の“シガール”という誰もが知っている焼き菓子について激論を交わした仲である。
「あのクルクルって巻いたお菓子あるやん?あれうまいよなぁ。」「あ~、知ってます。知ってます。モチっとしたやつですよね?」「いや、モチっとはしてへんねんけどな。あのカンカン入ったやつやん。」「あ~、わかりました。チョコ入ったやつですよね?」「いや、チョコ入ってへんねんけどな、云々。」と一晩中食い違い続けた。横で聞かされる幸喜及び服部苛立つの巻。しかし、今日はまともにコミュニケーションがとれてよかった。

てなことで、隣の大人組も気分良く飲めたようで無事二次会も終わり、大半の人々、幸喜ともここでお別れ。お疲れ様でした。
帰れない人々は、例の如く服部邸へ。といっても完全に寝るだけモードである。
井上さんと同じ下着メーカーにお勤めの塚本さん。一次会からいらっしゃったが、やっとご挨拶が出来る。「やっぱ、○バックよりフルバックなんですよね~。」という私の、他人にはどうでもいい持論に嫌な顔一つせずつきあってくれた。もちろんラグビーのポジションの話ではない。いい人だと思う。
3:33AMテリー先生が「よっしゃ、333やから私帰るわ~。」とミステリアスでもなんでもない意味無し発言を残し帰宅。今一度彼女に伝えておきたいことがある。君一体“The 何やねん”!!
さすがに試合後で皆お疲れのため、少しお喋りして爆眠(ばくみん)と相成った。

文平、幸喜、今まで本当に有難う御座いました。
是非日本に帰っても、体には気をつけて頑張って下さい。
NYAJ一同心より応援しております。

【波田◆助手席で地図を読まされると・・・・・酔う】

2011年5月21日(土) 文平・幸喜送別会_c0208935_1493145.jpg

2011年5月21日(土) 文平・幸喜送別会_c0208935_344922.jpg
2011年5月21日(土) 文平・幸喜送別会_c0208935_35632.jpg


ニューヨークオールジャパンラグビークラブでは新入部員を募集しております。nyajrfc@gmail.com まで電子メールをお送りください。日本語でも英語でも構いません。プレイヤー、マネージャー、飲み会要員も大歓迎です!ラグビー経験は問いません(初心者の方もたくさんいます)。ご連絡をお待ちしています!
by nyajrfc | 2011-05-27 01:52 | その他