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2011年4月23日(土) 今期初試合 VS New York Rugby Club C

前半メンバー
1.Jose 2.文平→上田 3.BB 4.服部 5.王 6.幸喜 7.上田→末原 8.野元
9.榊 10.瀬戸 11.ケン 12.波田 13.あつし→佑介 14.荒木 15.Dan
 
後半メンバー
1.Jose→服部 2.文平→上田 3.BB 4.服部→野元 5.幸喜 6.末原 7.岩崎 8.野元→中山晴
9.桑田 10.瀬戸 11.森重→ケン 12.波田 13.佑介 14.Choi→荒木 15.Dan

 本日、今シーズン第1戦。思い起こせば、昨シーズンは、出だしから練習参加者も多く試合も概ねいい内容で勝ち続け、最終目標だったJapan Cup優勝につながった。今年も、練習に多くのメンバーが参加し、良い雰囲気で今日の試合を向かえた。

 今日の相手はNew York Rugby Club。昨年の最終戦で敗れた相手だが実力的には互角だった。今回は勝ちたいところ。
 当初は特にFWの頭数不足が心配されたが、トップ・リーガー幸喜、さらには高校時代花園Best8(準々決勝の相手が東福岡じゃなければ絶対にもう1試合は勝っていた:本人談)の岩崎君も加わり、戦力は充実。
 また、試合の前の日には、上田主将からの激が飛び、出張で仕事に出られない出野副将、梅原さん、さらには去年のメンバー藤井からも激励のメールが来た。雰囲気はいやがうえにも盛り上がる。

 しかし。。。。。結果からすると、ややフラストの溜まる形でく試合に敗れてしまった(前半5-14、後半7-7、Total12-21)。試合のコーディネーションも悪く(本来2試合やるはずだったところ、先方が2試合目を断ってきたり、一転もう一回やろうと言ってきたり)何とも後味の悪い1日になってしまった。
 
 勝てない相手では全くないと思ったが、色々な要因が重なり、相手ペースで進められズルズル行ってしまった。自分自身ボロボロだった僕が総括するのもなんですが、要因は以下のような感じだったと思います。

① 天候およびグラウンド・コンディション
  まず、一つ目の誤算は、前の日から降り続いた雨の結果、グラウンドは田んぼ状態。ここまでの悪条件はNYに来て以来経験なし。試合開始時には雨は止んでいたものの、BKで球を散らしたい我々からするとやりにくかった。

② コンタクト・フィットネス不足(特にFW)
 フィットネスが足りず、時間が経過するに従い、特に外へのFWのフォローがどんどん薄くなっていった。
 シーズン開始から1ヶ月ということもあり、当たって転んだ後起き上がって走る、という練習が少なかったせいか、グラウンド状況をみて相手が挑んできた密集戦により、どんどんスタミナを消耗してしまった。その結果、最後は折角BKでゲインしながら相手に捕まり、ボールを取り返され、逆に切り返されたシーンが何度もあった。
  
③ 相手のラフプレーとレフリング
 今回特筆すべきは、相手のラフプレーが酷かったこと。前回はフィジカルこそ強いが規律はしっかりしているチームという印象だったたが、今回は明確なスタンピング、パンチング、ハイタックルをしてくるプレーヤーが何人もいた。
 おかげで、あつし、Joseなど普段怪我とは無縁のプレーヤーが顔面に傷を負って退場。他にも何人も背中や顔近くを踏まれた。どんどん試合がつまらなくなってしまった。
 また、レフリーにも相変わらず悩まされた。昨年最終戦のレフリーはルールを知っているのかどうか怪しかった。今回はそれに比べれば多少ましだが、特に密集周りで不可解な反則が多く、そのほとんどが相手ボールとなった。
 しかし、その結果、NYAJが苛立ちクレームをつけ、レフリーの感情を害し笛が自然と相手寄りになる、というよくある悪いターンにはまってしまった。これは、昨年の最終戦の後シンシナティ金子も言ってくれていたが、うちが自滅するパターン。本当に改善しなければならない点だと思う。

④ 相手のペースにはまり過ぎ
 そうした苛立ちもあってか、NYAJのFWもエキサイトし、相手近場を攻めるシーンが後半よく見られた。夜の反省会でトップリーガー・幸喜も言っていたが、相手ディフェンスは少しずらせば結構穴があったのに、そこを突かず相手につきあって完全に相手ペースにはまってしまっていた。ここも要改善点。

 でも、そうした中、随所に良いプレーも見られた(以下、独断と偏見)。
 
・Kenさんの走り:
 最初のトライはBKでつなぎ、KENさんがスペースに向かって走り、最後にDANにナイスパス。それ以降もKENさんのスペースに向かっていく強気な走りは光っていた。
 
・BKのパスつなぎ:
 天候が悪い中にもかかわらず、BKのパスのつなぎは良かった。特にMr.躁鬱・波田の引き付けてのクイック・パスはさすが生粋のCTB(野元談)。

・Choiさんのドリブル:
 後半入るやいなや、得意のドリブルでゴール近くまで迫った。さすが元韓国代表WTB(ちなみに本職はCTBらしい。ちんぴらさん談)。

・幸喜のプレー:
 さすが現役トップリーガー。攻守に存在感抜群。2本目のトライは、一人冷静に相手の穴を見てポジショニングしていた幸喜君の独走トライでした。

 まだシーズン緒戦だし、課題も色々見えたので、良いところはそのまま伸ばして、課題は練習でクリアして、1ヶ月後のモリス・トーナメントで去年同様美酒を味わいましょう。
  
 最後に、あの雨の中遠いところまで観戦しにきてくださった奥様方、サポーターの皆様、本当に有難うございました。
 今年も引き続き、応援よろしくお願いします。

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【記事番:服部】
by nyajrfc | 2011-04-26 05:33 | ゲームリキャップ